「内分泌撹乱物質(環境ホルモン)問題への環境ゲノム的なアプローチ」

マスメディアでは「環境ホルモン」と呼ばれている内分泌撹乱物質の問題は、 薬と毒の科学の双方に関連した重要な「作業仮説」である。この問題の解決 には動物実験や疫学調査などの伝統的方法論だけでなく、インターネットを 使った研究情報交換、バイオインフォマティックス、構造活性相関、ハイス ループットスクリーニング、モデル動物を用いた簡便なスクリーニングなど、 新しい方法論を組み合わせることが必要である。これらの技法はCBI研究 会でも関心を持って取り上げてきた方法論であり、全体を貫くのは Environmental Genomicsという研究思想である。
今回はシリーズの第1回として内分泌撹乱物質の生体作用を記述するため の基盤となるデータと知識ベースを中心に、関連した方法論の現状を探る ワークショップとして企画した。内分泌撹乱物質だけでなく医薬品としてエスト ロゲン類似物質のデザイン、ゲノムインフォマティックス、計算毒性学に関心 をお持ちの方々の参加を期待します。

日時: 
1998年09月29日(火) 13:10 〜 17:20
場所: 
科学技術振興事業団東京本部(サイエンスプラザ)地下1階ホール
 東京都千代田区四番町5-3
 営団地下鉄有楽町線「麹町駅」下車、徒歩約5分、または、
 JR「市ヶ谷駅」徒歩約10分)
共催:
科学技術庁振興調整費による生体影響データベース研究班
世話人:
国立医薬品食品衛生研究所化学物質情報部
演題:
1.13:10 - 13:40
  「内分泌撹乱物質研究を支援する情報計算基盤の構築に向けて」
  神沼二真(国立医薬品食品衛生研究所化学物質情報部)
2.13:40 - 14:40
  「分子モデリングによる内分泌撹乱物質の構造活性相関」
  小林茂樹(昭和薬科大学)
3.14:40〜15:20
  「内分泌撹乱物質研究を支援する生体分子データベース」
  高井(五十嵐)貴子(国立医薬品食品衛生研究所化学物質情報部)
4. 15:35 - 16:15
  「内分泌撹乱物質の構造と作用データベース」
  中野達也(国立医薬品食品衛生研究所化学物質情報部)
5. 16:20 - 17:20
  「エストロゲン様物質の高速スクリーニング系」
  金子秀雄(住友化学工業株式会社生物環境科学研究所)

総会終了後に情報交換を兼ねた飲み物だけの懇親会を予定しています。無料 ですのでこちらにも奮ってご参加ください。

  講演会参加資格: CBI研究会個人会員、法人会員の方、非営利研究機関研究 者の方はどなたでも参加できます。 法人会員以外の法人からの参加希望者は 一人3000円の資料代が必要です。事前に必ず事務局に連絡して御参加ください。

連絡先: CBI研究会事務局
〒158-0097 東京都世田谷区用賀4-3-16 イイダビル301
Tel. 03-5491-5423
Fax. 03-5491-5462
E-mail: cbistaff@cbi.or.jp