*** 第206回CBI研究講演会 ***

「生体系大規模分子計算の現状と今後の発展」

  1980年代初めの CBIは、分子計算手法についての講演会をよく開催していましたが、その後、そのような話題は減ってきていました。その理由の一つは、理論や計算で予測できる系がドラッグデザイナーから見て魅力があるほど大きくはなかったことではないでしょうか。この状況は新しい計算手法の登場とパソコンの並列化による計算機演算能力の進歩で画期的に改善されてきています。そこで今回は、今後ドラッグデザインに直結する 3つの野心的な技法を紹介いたします。いずれもこれまでの分子計算法では歯が立たなかったタンパク質のような大きな系を、反応や分子認識を理解できる高い精度で計算することをめざした特徴のある技法であり、構造生物学やドラッグデザインの応用展開に新たな可能性を開くものと期待されています。このうち北浦講師が紹介するフラグメントMO法は CBIのグランドチャレンジの大きな柱となっています。 CBIグランドチャレンジでは、積極的にコミットしようと思われる方々を募っております。


日時: 2001年05月17日(木)13:30-17:10
場所: (株)富士総合研究所 本社別館2階大会議室
           千代田区神田錦町2-3竹橋スクエア   (地図
世話人: 中野 達也(国立医薬品食品衛生研究所)
           福澤 薫((株)富士総合研究所)、上林正巳(産業技術総合研究所)、

 

演題

1.13:30-14:40
         「フラグメントMO法とタンパク質中のアミノ酸残基間相互作用の解析」
          北浦 和夫 (大阪府立大学総合科学部)

2.14:40-15:50
         「密度汎関数法プログラムProteinDfによるヘムタンパク質の全電子計算」
          柏木 浩 (九州工業大学情報工学部)

3.16:00-17:10
         “Modeling Reactivities of Iron-containing Non-heme Metalloenzymes”
          諸熊 奎治 (Department of Chemistry, Emory University)

 

講演会参加資格:

CBI学会個人会員、法人会員の方、非営利研究機関研究者の方はどなたでも参加できますが、資料の量が多い場合は500円ないし1000円程度の資料代を頂く場合もありますので念のためご用意下さい。
法人会員以外の法人からの参加希望者は一人3000円の参加費が必要です。
出席を希望される方は事前に必ず事務局に連絡して御参加ください。

 

連絡先:CBI学会事務局
        〒158-0097東京都世田谷区用賀4-3-16イイダビル301
        TEL:03-5491-5423  FAX:03-5491-5462  E-mail:cbistaff@cbi.or.jp